カムのお話し

 カムのお話しをします 
まずカムは どんな物かを先に話します 下の写真を見てください 三つギャーが有りますね

 一番下のギャーはクランクから伸びているピニオンギャーと呼ばれているギャーです ピストンが一往復で一回転します。

 次に黒く見える真ん中のギャーはブリーダーギャーです これはプラスチックで出来ています プラスチックで大丈夫? と思うかも知れませんが これはプッシュロッドカバーを通ってヘッドに行くブローバイガス(シリンダーとピストンの間を通ってクランクケースに来た生ガス )をコントロールしているだけです。 

一番上のギャーがカムです カムは吸気バルブと排気バルブを開ける物ですが カムの形で エンジンが高回転型になったりトルク形になったりします 

 余談ですが エンジンが動いている時に カムをトルク型から
高回転型に変えるのは不可能ですが それを可能にしたのが 本田のVTECですね

上の写真を見て下さい 左がノーマルのカムです カム山がお結び見たいですね 

右がアンドリュースのEV27と言うカムです 違いが歴然ですね この形が何を意味しているかと言うと
バルブの開いている時間が長いのです 長いと充分ガスが入り 排気も効率よく行えます

 しかし低速では トルクが落ちスカスカになります

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